The forgotten autumn will never be forgotten again.
アメリカ大統領選はトランプが勝利した。
トランプの勝利はアメリカだけでなく日本でも大きな話題となり、議論となっているが、心なしかキャンペーン中よりも少し言動が丸くなったように見える。
昨日までクリントンをボロクソに貶してたトランプが"I congratulated her..."(クリントン氏に祝意を申し上げます)なんて言ってるわけで。笑
そんなトランプのツイート。↓
Such a beautiful and important evening! The forgotten man and woman will never be forgotten again. We will all come together as never before
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2016年11月9日
"The forgotten..."のところを意訳すると「これまで忘れ去られていた国民たちが忘れられることは二度とない」って感じかな。
これまでのキャンペーン中でも何度も言っていたように(特に地方の)労働者階級を指した言葉だろう。
ところでだ。
日本でも忘れ去られているものがある。
秋。
暦を無視して感覚的に考えると、
- 春:3~5月
- 夏:6~8月
- 秋:9~11月
- 冬:12~2月
と考えるのが普通だろう。
が、しかし!!
10月の初めくらいまではまだ暖かい日もあったものの、11月入って急に寒くなりすっかり冬の様相を呈している。
こたつも6日に今シーズン初登板を果たしてから6連投の酷使である。
とはいえ、10月末のハロウィンが終わったら、即クリスマスモードだ。
いくらなんでも日本人せっかちすぎではないか。。
私事だが、11月7日に21歳の誕生日を迎えた。
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さっきの通り考えると、秋生まれになるはずだ。実際そう思って21年間生きてきた。
しかし、その次の日には某鼠王国のクリスマスイベントが始まっているではないか!(そもそも俺には関係ない話だが)
「・・・秋どこ?」
11月にアイデンティティある身からすると11月のこの存在感の薄さを嘆かずにはいられない。1年365日のうち、8%は存在しないことになっているのだ。
もはや社会問題である。
忘れ去られた全11月生まれの涙がNovember Rainになっている。
November Rain / Guns N' Roses ←長いけど名バラードだから一度聞いてね
冒頭に挙げた大統領選は11月に行われている。
早稲田祭も三田祭も明大祭(その他諸々…)も11月に行われている。
多くの人が楽しむ紅葉は11月ごろが見頃である。
それなのにクリスマスだ。(関係ない話)
世の中の大半にとって11月などどうでもいいのだ。とりわけ世のリア充やウェイたちにとってはクリスマスを迎えるまでの邪魔な期間でしかない。
↑これが俺がリア充やウェイを目の敵にする理由である(違)。
秋、とりわけ11月支持者は実にマイノリティである。
確かに春夏秋冬の中で一番コンテンツ性に欠ける感は否めないが、このようなそんざいな扱いを受けているこの状況を黙ってみてはいられない。
そんな「忘れ去られた秋」を取り戻したい。
というわけで、秋生まれの責務を果たすため日曜日に紅葉見に行きたいなーなんて思ってたり。
いい写真撮れたらまとめてアップしようかなと思ってたり。
"The forgotten autumn will never be forgotten again."